「地下水道」「灰とダイヤモンド」などで知られ、ポーランド映画界を牽引してきた
「コルチャック先生」は、ユダヤ系ポーランド人の教育者、小児科医ヘンルィク・ゴールドシュミットの半生にもとづく人間ドラマ。“ヤヌシュ・コルチャック”の筆名で児童文学者としても活動し、「子供の権利条約の父」とも称される存在だ。
物語の舞台は1936年のポーランド。子供向けラジオ番組のホストとして人気を集めていた小児科医コルチャックは、ナチスドイツの影が忍び寄る中、ユダヤ人児童のための孤児院を設立し、自身もユダヤ系であることから番組の打ち切りを告げられる。やがて第2次世界大戦が勃発し、ドイツ軍がワルシャワを占領。死と隣り合わせの状況下、子供たちを守り抜こうとするコルチャックだが、ユダヤ人の強制収容が始まる。
脚本を手がけたのは「太陽と月に背いて」「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」などを監督した
アンジェイ・ワイダの映画作品
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Wanda @Patrick_Orouet
ワルシャワ・ゲットーを描いた本作は、そのまま今のガザの状況と重なる。是非見て欲しい。イスラエルが今、やっているのは本映画の悲劇の再現だとも言える。即刻、立ち止まって虐殺をやめて欲しい。 https://t.co/RXmDCUIyq9